『嚆矢』
 ――日々の恥は書き捨て――
 
 日記ログ
  
  ――― 8月 前半―――
 
 

   8月01日 (火) 曇り  救い
 
 
 
 曇り空で救われた。
 暑い日ばかりではさすがに・・・
 少し早めに終われたのも助かった。
 
 
 お盆休みがなくなりそうだ。
 予定ではお盆前〜後まで10日間の仕事とか。
 
 



   8月02日 (水) 晴れ  理解
 
 
 
 分かったようでいて分かってない、
 これが実に困る。
 
 基礎の基礎、出来て当然のはずが
 根本的に間違ってたと知った時の衝撃。
 ホントもうね、泣きそう。
 「今までナニやってたのオイラはっ!」
 絶叫っすわ。
 
 



   8月03日 (木) 晴れ  亀
 
 
 
 『週刊新潮』の「鯨と靖国」という記事。
 
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 米国の捕鯨は終わった。
 英仏も状況は同じだが、日本だけは違った。
 鯨は日本人の文化であり、資源だった。
 
 70年代末、国際捕鯨委に出た日本は吃驚する。
 加盟十五ヶ国の会議に、新たに二十四ヶ国もが
 入ってきた。いずれも鯨とは無縁のケニアや
 セネガルなど英仏の元植民地と米国の裏庭に住む
 ドミニカ、そしてゲスラー・スイスもいた。
 
 おまけにそれらの国の代表には、シドニー・ホルトなど
 英米の知られた自然保護運動家が座っていた。
 
 かくて日本苛めの捕鯨禁止が大勢を占め、
 会議場では日本代表に英仏の運動家がインクをかけたり、
 唾を吐きかけたり。
 場外からはポール・マッカートニーが
 「人間の友、鯨を食う日本人は人肉食い野郎だ」と
 発言したのもこのころだ。
 
 日本人が標的だったのは、同じ捕鯨国のノルウェーや
 エスキモーはこの非難から除外されたことでわかる。
 
 かくて焼け跡時代も通して日本人のエネルギーだった
 鯨のベーコンもサラシ鯨も尾の身も、食卓から奪い取られた。
 すべては感情的な苛めからだった。
 
 日本人は怒った。珍しく役所も一緒に二十年、
 この不当な扱いに抵抗した。
 こういうとき歩調を乱すものが必ず出てくる
 このときは朝日新聞だ。
 「鯨を食わなくてもいいじゃないか。
 世界を敵にするより鯨を諦めよう」と。
 
 別に鯨が食いたくて抗議しているのではない。
 それを百も承知で、論理を見事にすり替える。

 
 靖国神社がどうの、A級戦犯がこうのと、
 中国人や朝鮮人が騒いでいる。
 
 日本人は、よその国が日本人の心のあり方にまで
 口を挟んでくることが失礼だといってきた。
 
 そうしたらまた朝日がヘンなメモをもとに、
 「昭和天皇のお言葉」だから分祀しようとか言い出す。
 
 ここでも論理を見事にすり替える。
 韓国人スリ団よりたちが悪い。

 
  ◆帝京大教授 高山正之◆
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 きっと一番言いたかったのは後半部だなw
 
 “韓国人スリ団”を出したのも、単純な駄洒落ではなく
 朝日の「韓国に“すり”寄る姿勢」も含ませたものかと。
 
 なぜ週刊新潮やねん。もっと声を大にしてやってくれ。
 
 
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 対戦相手に敬意を払わない発言。
 観ていてもただ醜いだけだ。
 
 キューピー人形を渡してからかい、
 オムツ渡されてブチ切れして、
 負け試合なのにベルトを貰って…
 恥ずかしいガキだ。
 たとえ、やらされてるのだとしても。
 
 負け試合だったし、強引に引き分けでもいい。
 勝ちにだけはしてはいけなかった。
 アレではどれだけの練習を積んだとしても
 実力があっても認めてはもらえまい。ただの道化だ。
 
 
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 ガッツ石松さんは開口一番に
 「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と
 判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、
 ランダエタが7ポイントもリードしていたという。
 
 「この試合で勝てるのなら、ボクシング界は
 何をやっているのかと思われる。
 日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの?
 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」
 
 「日本のボクシングはタレント養成所ではない
 これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は
 何もいらない」と怒っていた。
 
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 普段はおとぼけキャラのガッツ石松氏ですらこうだ。
 
 ボクシング人気を底上げするための苦肉の策のつもり
 だったのかもしれないが、これは浅慮だった。
 本当の危機感を感じるのはこれからではないかと思う。
 
 



   8月04日 (金) 晴れ  遅し
 
 
 
 あと半日早く聞いていれば!
 
 明日は休みになるらしい。
 だったら今夜のんびり夜釣り行けばよかった。
 随分迷ったんよ?でもねやっぱり…残念。
 
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 日本代表のメンバー発表。
 
 ・・・なぜ、三都主がDFのままw
 今後はメンバーをほぼ固定していくようで
 それは良い事だと思う。
 ジーコ監督の時はよくメンバーが変わったが
 ジーコ自身、かつて選手として出場したW杯について
 「当時の首脳陣がレギュラーを確定する決断力が
 なかったから混乱し、飛躍できなかった」
 と当時を振り返り語っていた。
 まあブラジルと日本の事情は相当違うけど。
 
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 読売の『人生案内』(相談)
 
 親とはいえ異性、分からないことも多い。
 男からみればそう問題でもないと思うけど…
 
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 30代の主婦です。もうすぐ4歳になる一人息子が、
 毎日股間(こかん)を触っているので悩んでいます。
 
 注意すると、「ゴミがついていないか見ているだけ」
 とか「触ると気持ちがいい」とか言います。
 
 私は「触るとばい菌が入って、痛くなって、病院行きだよ」
 と注意します。そのときはやめますが、時間がたつと
 忘れるのか、また触っています。
 あんまり注意したためか、最近は隠れて触るようになりました。
 
 夫に相談しても、「隠れるのが当然。人前でする方が変なんだ」
 と、話がかみ合いません。
 
 このままでは、中学生くらいで、女の子を妊娠させるような
 子に育ってしまうのではないかと、心配です。
 小さい子どもに、どのように教えたらいいのでしょうか。
 (秋田・Y子)
 
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 過剰な場合はともかく、清潔に保っていれば問題なく
 深刻になることもないかと。
 この場合「嫌悪感や罪悪感を持たないように」と答えていて
 確かにそれが一番かなと思った。
 
 ところで今ボクの手元に『試みの地平線』がある。
 “腿尻三年 胸八年”の一節には涙したw
 
 
 がぶがぶ飲みながら「いいなあ」と思える年齢です。
 そういう機会がめっきり減りましたがね。
 
 



   8月05日 (土) 晴れ  花火
 
 
 
 地元の花火があったが消防団で監視員。
 半分以上後ろ向きだったので音だけ堪能。
 
 今年で終わりらしいので残念だが
 これも市町村合併の皺寄せだから仕方ないのか。
 
 
 明日あたり、愛犬の…アレをね…
 
 



   8月06日 (日) 晴れ  キュー
 
 
 
 休暇なのに疲れが・・・
 
 朝から犬を連れて、かけあわせてみたが失敗。
 両方が初めて、というのは大変だ。
 ましてウチのは“イヌ見知り”するもんだから。
 
 断念して接待バーベキューの用意。
 昼間の河原はちと厳しいもんがある。
 橋の下を確保できて助かった。
 
 早めに抜けさせてもらい、またチャレンジ。
 今度はマシだったがそれでも巧く入らず。
 もどかしいというかじれったいというか…
 二度目も失敗するとガックリと気落ちして
 帰ったらバタン、キューだった。
 
 
 明日、もう一度やってみるつもりだ。
 あ、失礼。ヤッてみるつもりだ(言い直すなって
 
 




   8月07日 (月) 晴れ  ガッツ
 
 
 
 ガッツ石松氏の評価が急上昇。
 あれだけハッキリ言うかねというくらいに。
 だが、それがいい。
 
 
 暑さが明日から和らぐが、台風だからというのは
 ちょっとなあ・・・
 子供の頃は9月くらいからだった気がする。
 来る台風も15号くらいだったような。
 最近は一桁番号のが来るから時期も早い。
 温暖化の影響だろうけど。
 
 



   8月08日 (火) 曇り  お別れ
 
 
 
 台風のコースを逸れた。
 台風自体は勘弁してもらいたいが雨は欲しい。
 人間の勝手な言い分、とばかりは言えない。
 今の河川の水位をみれば・・・
 
 
 明日は夜に送迎会。
 海外の方で、まだ会って数ヶ月なのだが
 とても深くお世話になった。
 稽古では毎回挨拶をしてはいるが
 明日は改めて「ありがとう」と伝えたい。
 
 



   8月09日 (水) 晴れ  やーきゅー
 
 
 
 ヤーヤー祭りというのがあるが、今年は順延。
 9日に行なわれた。
 おかげで渋滞に巻き込まれ…
 
 お世話になったB氏に「ありがとうございました」と
 言えたのが嬉しかった。
 ホント、色々と教わったもんなぁ。
 
 
 あと、沢田研二を持ち歌にしてる人がいて
 二次会は本当に楽しかったw
 
 



   8月10日 (木) 晴れ  酷暑
 
 
 
 会う人会う人「暑い」の言葉を口にする。
 無理もないことだ。
 
 昨夜、集合写真を店に忘れ、取りに行ったら
 マスターがちゃんと置いててくれた。
 大事な写真を忘れるなんて情けない。
 
 



   8月11日 (金) 晴れ  機会
 
 
 
 呑む機会、呑む理由ってのは重なるもので
 今日は三箇所で呑む機会が。
 これには困った困った(笑顔で
 
 
 どっちつかずで終わってしまうのにも困った。
 
 



   8月12日 (土) 晴れのち曇り  一部
 
 
 
 一部では大雨の警報があったようで
 また、落雷も多発したらしい今日の天気。
 
 ボクにとってはただただ暑い一日。
 
 仕事先の方がボクの日課である愛犬との散歩を
 知っていて、「ビーグル飼ってますよね」と。
 ま、まさか恥ずかしいほどの熱々ぶりを
 見られてたのかと思うと…ひいい。
 
 



   8月13日 (日) 晴れ一時雨  夕立?
 
 
 
 早めに起床してお墓へ迎えに行った。
 今日は午前中だけ仕事。
 
 2時くらいから雨が少しだけ降り、
 その後はなんとなく過ごし易くなった。
 夕立と呼ぶほどではなく水量も変化なかったが、
 雨があるとやはり違うものだ。
 
 手長エビ獲りして、焼肉。
 
 



   8月14日 (月) 晴れ  一日
 
 
 
 寝てすごすという贅沢さ。
 ・・・いや、ケチなのかもしれないw
 
 
 姪が最近ハマッてるらしいたこ焼。
 作ってもらって食べたら美味かった。
 こういう組み合わせは関西だけらしいけど、
 たこ焼とご飯はちゃんと合うの。合うのよ。
 
 



   8月15日 (火) 晴れ  記念日
 
 
 
 小泉首相が靖国参拝したからと大騒ぎ。
 どこの国でも戦没者の慰霊くらいするだろうに。
 
 一体誰が「戦争やりたい」なんて言ってる?
 何かにつけてソッチへ結びつけるのは止めろって。
 ネットが普及してからというもの、報道に
 こういった単純さが際立ち、滑稽に見える。
 芸能記者がタレントのスキャンダルに
 飛びつく姿と何ら変わらない。
 
 そんな中、東海新報(8月15日付)には驚いたw
 気持ちいいくらい思いっきりやってくれた。
 
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 http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi
 
  ――2006年8月15日 部分引用――
 
 >国のために犠牲となった人々に首相として哀悼、
 >感謝の意を捧げることになんの躊躇いが必要か
 
 >歴代首相が公然と参拝していた頃は何もいわず、
 >途中から中国が文句をつけ出し、
 >ビビった当時の首相が取りやめて以来、
 >その尻馬に乗りだしたというのは、
 >主体性の欠如というより外圧に弱い脆弱性を
 >自ら露呈するようなもの
 
 
(公約の15日参拝が実行されてなかった理由)
 >その前倒しは、山崎、福田、加藤といった親中派が
 >「十五日以外なら中国は問題にしない」と説得した
 >せいだとは知りませんでした。
 
(勿論、そんなの関係なし。猛抗議は変わらずw)
 
 >確かに参拝の是非は多方面から論議されていますが、
 >それは国内でなされるべき事柄であり、中韓などが
 >文句をつけるのは論外です
 
 >米国内からも非難があるとメディアは外圧を借りますが、
 >原爆が「戦争を終結させるために必要だった」という国の
 >人間にいわれたくはありません
 >参拝によって失うものは少なく得るものは多いのですから
 >ここでケリをつけて下さい。最後のお仕事ご苦労さまです。
 
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 日本の政治家が反対している姿が流れていたが
 その反対にもいろいろある。分祀や移転はわかる。
 「参拝自体が罪」ってのが分からん。
 平和を願っての追悼だっつってんだろが!
 人の話を聞け!軍靴の音なんて聴こえてないっての!
 (聞いてるか、福島瑞穂!
 
 
 あの国々、平和のためなどと大層な看板を掲げているが
 虐殺を繰り返す血塗られた歴史をもつ大国、
 もう一方は同胞のテロ国家と休戦状態
 そんな連中が何を偉そうに…である。
 中国に「チベット虐殺」については禁句だし
 北朝鮮はミサイルだ強硬な手段だと恫喝してくる。
 韓国に日本側の歴史観を伝えれば火病で切り返すw
 これらを相手に冷静な話し合いなんて出来るわけがない。
 
 配慮配慮というのも分からん。
 中国や韓国が、日本に“配慮”したことがあるか?
 そりゃ小さな事ではあるかもしれない。
 だが国政の重要な事項での譲歩はない
 靖国は勿論、竹島、尖閣諸島、ガス田、教科書、
 密漁、領海侵犯、南京事件の検証、従軍慰安婦の有無、
 反日暴動で邦人に与えた被害の謝罪もしてはいない。
 
 
 成熟した国が、良識ある国民が、事あるごとに
 他国の国旗を踏みにじったり汚したりはしないし
 一国の宰相の顔写真を燃やしたり破ったり
 獣に擬えたりはしない。
 言いたいことは声高に、相手の言い分に一切耳を貸さず
 一方的に侮辱することもない。
 彼らは共に語るに値しない。
 ただ隣国だというだけでここまで譲る必要もなければ
 すべてを擲ってまで仲良くする意味も無い。

 
 すぐに「日本が孤立している」と騒ぐ人々いるが
 騒ぐ国は中国・韓国・北朝鮮くらいのものだ。
 一方で、他のアジア諸国はどうかというと・・・
 
 
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 シンガポール リー元首相:
 「靖国問題も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけ
 
 台湾、李登輝前総統:
 「国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前の事。
 外国が口を差し挟むべきことではない
 
 台湾、陳総統:
 「中国の反発に負けずに靖国参拝をする首相を評価」
 
 カンボジア:フン・セン首相:
 「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」
 
 インドネシア:ユドヨノ大統領:
 「国のために戦った兵士のためにお参り、当然」
 
 ベトナム:
 「我々は中国や韓国のような卑怯な外交手法をとるつもりはない
 
 オーストラリア・マレーシア・タイ・フィリピン:
 「私たちはまったく問題ではない。問題にするのは中国だけ
 
 パラオ、レメンゲサウ大統領:
 靖国参拝に「すべての人のために祈るのは正しいこと」と支持
 
 ソロモン諸島のケマケザ首相:
 「日本とソロモン諸島の共通の文化は先祖に感謝すること。
 英霊が祭られている場所を拝見したい」
 
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 さて、どこの「アジア諸国の大半」とやらが批判的なのかを
 説明してもらいたいのだが。(華僑絡みの反日は別な)
 
 



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