『嚆矢』
 ――日々の恥は書き捨て――
 
 日記ログ
  
  ――― 7月 前半―――
 
 


   7月01日 (金) 晴れのち雨  人伝
 
 
 
 他人に忠告する際、あるいは苦情を伝える時の
 手段として「自分の口で言わない」というのは
 ボクにはよく分からない。
 
 面と向かって忠告というのはキツく伝わるが
 親身になってこそであればそうすべきだろうし
 苦情を訴えるにも、他人の口を借りてでは
 変な伝わり方をする上に、当人が謝る機会を奪う。
 
 
 今日、ご近所でそういった話があった。
 今まで一度も言われなかったのに自分の身内から突然
 
 「私だけではなく、みんなが言ってるから
 私の口からではちょっと言いにくいので
 (身内である)あなたの口から伝えて止めさせて。」
 
 そういう風な伝わり方で苦情が届いたらしい。
 無論、誰が言ったかは伏せたままだったそうだ。
 苦情そのものはともかく、こういった手法は卑怯だ。
 自分で言えよ自分で!
 
 だいたい「みんな言ってる」なんて、おかしい。
 ボクのところにそんなアンケート調査は来なかったぞ。
 ・・・あれ?ひょっとして村八分
 
 



   7月02日 (土) 雨  道具
 
 
 
 頼まれ仕事が終わり。
 来週末までだったので期間はあったが
 早めに出来てよかった。安心して釣りに行けr…
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
  ――イチロー選手の「道具へのこだわり」――
 (米放送局CNNのウェブサイト)
 
 
 >イチローは「今まで一度も自分のグローブを
 >人に貸したことはありません。チームメートにだって、
 >絶対にグローブの中に手を入れさせない。
 >そんなことをされるのは嫌ですね」とコメントし、
 >自分のグローブをいかに大切にしているかを強調している。
 
 >イチローのグローブはミズノ社製で、
 >グラブづくりの名人・坪田信義さんの手作り。
 >今季のモデルは、芝によって異なる不規則なバウンドやゴロに、
 >より正確に対応するために、昨年のものより「手口」と呼ばれる
 >手首部分の幅を約5ミリ広げている。
 >グローブに柔らかさと軽さを求めるイチローだけに注文も厳しく、
 >本当に自分の手になじむものは、坪田さんの作品でも
 >「5個のうち1個ぐらい」という。
 
 >道具を大切にするのはグローブだけではない。
 >イチローはバッティング練習前に外野守備につくとき、
 >バットを芝生に直接置くのではなく、
 >必ずバッティンググローブをヘッドの下に敷いている。
 >また、たとえ凡打しても、決してバットを放り投げることはしない
 
 
 
 道具の扱いってのは癖になるもので、最初が肝心だ。
 もしかしてイチロー選手の場合も父親の躾かもしれない。
 
 ボクは扱いは結構ずさんなので(手入れはするよ)見習わないと。
 
 



   7月03日 (日) 雨  乗っかり
 
 
 
 折角なので、乗らせていただきます。
 
 *************************************
 『シークレットバトン』
 
 ■Q1■理想の恋人像を教えてください。
 
 ■Q2■恋人選び、見た目と性格を重視する割合は?
 
 ■Q3■今日は一日好きな人と一緒。
 あなたの考えるデートプランを教えてください。
 
 ■Q4■好きな人と、はじめて二人でカラオケに
 いくことになりました。さぁ、どんな曲を歌いますか?
 また、相手には何を歌ってもらいたい?
 
 ■Q5■夜の遊園地、はじめて二人で観覧車に乗りました。
 ドキドキクライマックス!手をつなぐ?つながない??
 
 ■Q6■楽しいデートの時間はあっという間。
 いつの間にか、終電がなくなっていました!
 そんなとき、あなたならどうする??
 そして、相手になんて言う?
 
 ■Q7■相手をかなり気に入ったあなた。
 告白は自分からする?相手からされるのを待つ?
 
 ■Q8■好きな人がいるのに合コンに誘われたあなた。
 とりあえず、参加する?参加しない?
 
 ■Q9■ずばり、いま好きな人、気になる人がいますか?
 
 
  *最後の質問*
  最も必要なことは?
 
 *************************************
 
 
 では、回答。本気でいきます。
 ボクの生き様を見ておけ!(頬を赤らめながら)
 
 
 A1:これについては少し前の日記に書いた。
 「30代半ば〜40くらいの、着物の似合う粋な女性で
 白いうなじに乱れ髪がかかる様や、縁側に腰掛けて
 タライに水を張って足を洗ってる様子なんか見たら
 ボクは…ボカァもう…

 コレです、コレ。
 
 
 A2:割合は…見た目2、性格8。
 美人なだけの人はホントに三日で厭きます。
 特に自信家は飽きるを通り越して殺意すら芽生える。
 
 
 A3:一日一緒にゴロ寝。他愛のない話しつつ、
 「お互いがすぐそばにいる」喜びを楽しむ。
 (いわゆる“デートコース”で感動したことないんで)
 
 
 A4:ダ…ダーリング(沢田研二)のような気がする。
 いつも、前もって考えずその場のノリで決めるんで。
 相手には、は…春一番(キャンディーズ)か。
 あんまり熱唱されると正直ヒキます。
 
 
 A5:繋ぐに決まってんじゃないですかっ!
 つか、他に何をしろと?
 対面座位 対面で座ってても隣に移ります。
 
 
 A6:「遅くなってゴメン。…送るから、もう少しいい?」
 コレを関西弁で、イヤラシくない感じでお願いします。
 
 
 A7:するに決まってんじゃないですかっ!!
 ニヤニヤしながら眺めるのもいいかもしれないけど
 やっぱりそういう気持ちってのは正直に言わないと。
 (ウルフルズの『やぶれかぶれ』みたいな結末ですけどね)
 
 
 A8:行かない。自分をよく見せようと取り繕うのも嫌だし、
 女の子の機嫌取りは疲れる。
 
 
 A9:らど…(違っ
 いますが、結実することのない相手です。
 
 
  ―最後の質問への答え―
 周りに流されることのない価値観や信念。
 思うは容易いけれど、なかなか通せないものなので。
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 自分勝手なんだなと再認識。(3、5、6、7、8の回答)
 
 ・・・なんだか見知らぬ土地で素っ裸になった気分だ。
 うおお、早くトドメを刺してくれい!
 
 



   7月04日 (月) 雨  カラミ
 
 
 
 週末に姉の家族が愛知県方面へ行ったところ
 そこで、半端チンピラに絡まれたそうだ。
 結局、相手が一頻り吠えまくって去ったので
 これといって被害はなかったのはいいのだが
 「胸糞悪い思いをした」という。
 
 で、「もし弟(ボク)がいたら・・・」という
 話になったそうだ。
 
 「無言で相手を掴み、道端の植え込みに連れ込んで…」
 という返事をしたが、まずそうなると思う。
 いや、ケンカとかそういうんじゃなくって(え?
 
 
 
 【うほっ】いやいや!そういうんでもなくって!【やらないか】
 
 
 
 先日のイメージダウンの回復に必死です。
 あんなのはボクじゃない。(えー
 あ、ソッチの気もないからな。
 
 



   7月05日 (火) 曇りのち雨  結び
 
 
 
 時間があればひたすら三本針を結んでる。
 
 今日、ふと気付いたら…45本入りの掛け針が
 3ケース空っぽになっていた。
 三本針なので45個作ったことになる。
 
 
 
 
 
 どんだけヒマやねん。
 でもまあ、慣れてきたって事だからいいけど。
 
 



   7月06日 (水) 雨のち晴れ  美味
 
 
 
 ラッキョウの収穫。
 
 
 
 あと、キュウリと大根。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 「あんなまずい料理を作る国民は信頼できない」
  シラク大統領の発言にイギリス国民が反発
 
 
 >英国をからかったフランスのシラク大統領の発言が
 >英国で大きな反発を引き起こしている。
 >5日付の多くの英各紙は1面でこの問題を取り上げた。
 
 >デーリー・テレグラフ紙は社説で
 >「ほかの人がシラク大統領と同じ土俵に立ち、大統領を
 >にんにく臭い気取り屋で過去の人だと言ったらどう思うか」
 >と批判。タイムズ紙も
 >「フランス大統領が英国をこきおろす」との見出しで
 >1面で報じ「古い欧州の英国に対する本当の気持ち」と分析した。
 
 >大衆紙はさらに過激な表現で反発。サン紙には
 >「クレープの話はするな」「フランスの間抜け野郎」
 >との見出しが躍り、
 >「ここ20年間で料理がこんなに進歩した国は世界にない」
 >「シラク大統領に自慢の肉料理を振る舞いたい」といった
 >英国の一流料理人のコメントを掲載した。
 
 
 
 一部の国を除いて、普通は他国の文化を貶さないものだ。
 同意はせずともその国の伝統・文化として理解は示す。
 一部の国は別だが
 
 フランス人が政治を絡めて他国を侮辱する発言をするのは
 珍しくないかもしれない。
 以前、シラク大統領が相撲好き(日本ひいき)なのを皮肉って
 ニコラ・サルコジ治安・内相がこういう趣旨の発言した。
 
 
 >「日本の国技・相撲は、整髪料で独特の形に頭髪を固めた、
 >肥満体同志の取っ組み合いで、知的なスポーツとは思えない」
 
 >「香港は“マジック都市”で魅力的なのに比べて東京は息苦しく、
 >京都も一体どこが刺激的なのか私には理解出来ない」

 
 
 このことは当時の日記でも触れた。
 「“シラク大統領が親日だから、日本の伝統・文化を貶す”ってのは
 どうかしてるんじゃないか?」
 「なぜ東京に安息を、京都に刺激を求めたんだこのバカは」
 といった内容で書いた記憶がある。もちろん今でもそう思ってる。
 
 「あんなマズイ料理の…」大統領が言うセリフではないだろう。
 腹に据えかねたものがあるのかもしれんが、一国の代表がこれでは…
 もっと機知に富んだ皮肉くらい言えないものかねぇ。
 
 



   7月07日 (木) 曇り  “急”日
 
 
 
 急な休みが入った。
 
 この前から気になっていた「豆アジ釣り」へ。
 42尾とシマアジの子(25センチ位)を4尾。
 
 
 
 シマアジは刺身にして晩御飯に、
 アジは寿司になる予定らしい。
 
 



   7月08日 (金) 晴れ  お手入れ
 
 
 
 釣り道具の手入れをしている。
 ついでに必要なもの(水箱)を自作しようかと
 材料を物色中でもある。
 
 後残ってるのが・・・
 
 ・竿の口割れ(まだ塗装剥がれで済んでる)のため
  アロンアルファ、エポキシでコーティング。
 ・渓流竿の穂先の交換
 ・投げ専リールの分解手入れ
 
 まあそんな神経を使う作業ではないが
 エポキシだけは面倒だなあと思う。
 塗布後に一定方向で置くと垂れて偏ってしまうので
 乾くまでの1〜2時間、五分おきにクルリと回して
 均等になるよう番をする必要があるのだ。
 塗ってしまえばもう目も手も放せない ヒー!
 なんてメンドクサいんだ!
 
 しかも、それはまあそれでいいんだが
 問題は…巧く出来たら今度は借り物の鮎竿もやることに。
 
 鮎竿=購入価格15万円也
 
 スッゲエ神経使うやん!
 ストレスで抜ける禿げるズル剥けるわ!
 
 
 いっそ、失敗しておけばやらんで済むかもなーとか
 ちょっぴり考え始めてるボクなのでした。
 
 



   7月09日 (土) 雨  法事
 
 
 
 祖父の法要があった。
 ボクが高校三年の夏に亡くなってから
 もうそんなに過ぎたんだなと感慨に浸ってると
 同い年の従兄弟が「覚えてない」という。
 これには驚いた。
 お前、あんな泣いてたやん。
 ・・・まあいいけどさ。
 
 
 ボクには一生忘れられないことだった。
 祖母と違い、祖父は分け隔てのない人だったので
 叱られつつも可愛がってもらった。
 とにかく他人を泣かせたことがない人で
 たとえ自分が苦労しても決して洩らさず、黙って
 辛苦に耐えるような・・・
 及ばずながら男とはかくありたいと思ったものだ。
 
 あれからボクは少しはマシな男になったろうか。
 手を合わせつつそんな事を考えた。
 
 



   7月10日 (日) 雨  濁り
 
 
 
 エビ獲り。
 
 濁って増水した時が狙い目なので
 その機を逃さずに行ってきた。
 義兄と甥との三人だったので楽が出来たうえに
 オカズには十分な程度の数が確保できた。
 
 本当はもっと獲れるというか・・・
 型のいいのが多く短時間で獲れる予定だったが
 知人が「今年は小さめらしい」と言ってたとおり
 細かいのが数多く、といった状態。
 今年初はこんなもんでいいか。
 
 あと、増水の楽しみといえばウナギ釣り。
 良さそうな場所もあるし、時間があればやってみよう。
 
 



   7月11日 (月) 曇り  止み間
 
 
 
 久しぶりに雨が無い一日。
 仕事が捗ると思ってたら昼になって驟雨。
 でも半時間であがる。
 
 結局なんだったんだ…と思いつつ仕事。
 スッゲエ蒸し暑い。
 いらん!こういう降り方の雨はいらん!
 さっさと持って帰れ!
 
 ワケワカラン事言いつつ仕事。
 全然捗らん。
 
 



   7月12日 (火) 曇り  和竿
 
 
 
 竹竿を一本だけ持ってる。
 ヘラブナ向きの十五尺、5本継ぎだ。
 
 
        握り部分は布袋竹
 
 
 ただ…持ち重りがあってなかなか使えずにいる。
 そのうえ、ヘラブナ釣りはやらないので
 多分海で使うことになるだろうし・・・
 海で十五尺(約450センチ)は、やや短い。
 足場の低い波止や小磯でしか使えない。
 
 勿体無い気がするが、使わない方が勿体無い。
 道具は飾るのではなく使うものだから。
 
 



   7月13日 (水) 晴れ  ハイ
 
 
 
 仕事が早く終わって、呑みながらお好み焼き。
 
 で、そこで飼ってるウナギのエサを獲ろうと
 在り合わせの道具でカワムツ釣り。
 地元では「ハイ」とか「ハイゴ」って呼んでる。
 他に「ハエ(オイカワ)」も多いが、
 ここのポイントでは数がない。
 
 
 
 半時間ほど一本の竿で交代に釣って全部で5尾。
 針が大きく、掛かるサイズが少なかったからか。
 
 



   7月14日 (木) 晴れ  モランボン
 
 
 
 このところの暑さは蒸し暑さだったが
 今日の天気では日差しの強さも感じた。
 本格的な夏の入り口に差し掛かってる。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 「コカコーラと一本勝負」北の牡丹峰が挑戦状
 
>朝鮮新報は北朝鮮・平壌炭酸飲料合弁会社が、
>コカコーラに劣らない新しいソフトドリンク
>「牡丹峰(モランボン)」を発売し好評を得ていると伝えた。
>在日本朝鮮人総連合会の機関紙・朝鮮新報は、
>「輸入産の飲料を押し出す牡丹峰」という見出しの記事で
>「北朝鮮でコカコーラにちっとも劣らない飲み物
>『牡丹峰』が今年4月から生産され、人気を博している」
>と紹介した。
 
>「ココア液と炭酸水、砂糖、リン酸、香料を主な原料とし、
>味はコカコーラより優れている、というのが関係者の評価」とし
>「南北(韓国・北朝鮮)統一行事に参加している韓国代表団と
>金剛山(クムガンサン)観光客に提供されている」と付け加えた。
 
 
 「モランボン」といえば焼肉の「ジャン」だよな。
 
 暑い季節、冷たくて美味しい飲み物の話題は興味をそそるが
 違う意味でHOTな飲み物だなというのが正直な感想。
 つーか、何ですぐ対抗意識を前面に出すかねキミらは。
 
 アチラの飲み物といえば『メッコール』が思い浮かぶ。
 (“麦で作ったコーラ”味はコーラ+麦+コーヒーって感じ)
 知人からの貰い、興味津々でその場で飲んだのだが…
 その場で一口 → 中身入ったまま地面に叩きつける
 という、過激な衝動を抑え切れなかった秀逸な飲み物だった。
 
 
 とりあえず、話はメッコールという低い壁を越えてからだ。
 
 



   7月15日 (金) 晴れ  三代
 
 
 
 ミヨちゃん最高!
 
 という意味ではなく、爺様の代からの道具
 つまり三代に亘って…という意味ね < タイトル
 
 
 父方の爺さんが使ってた鉈を見つけたので研いでみた。
 
 
 
 日曜日に草刈りがあるんで、枝打ちに丁度良さそうだ。
 まだ研ぎが甘いんだがあまり刃を入れると欠けそうに思え
 とりあえず甘いまま使ってみようかと。
 
 爺さんの名前の一文字「幸」の焼印が入ってる。
 他にも鋸、ヨキ(斧)、鎌があったがいずれもサビが酷く
 おそらく使えないだろうと思う。
 柄を換えれば何とか使えるかなァ。
 
 












         もどる