『嚆矢』
――日々の恥は書き捨て――
日記ログ
――― 8月 後半―――
8月16日 (月) 晴れのち曇り 審判
オリンピックが行われているアテネから
メダル獲得や予選敗退のニュースが届いている。
柔道や水泳の金メダルに喜び
サッカーやバレーの連敗に落ち込む。
ところで・・・お隣の国。
――柔道男子60キロ級で審判デビューを飾った金美廷――
>「目の前が真っ暗でした」
(中略)
>その上、私はアテネ五輪の審判24人の紅一点で、
>プレッシャーも大きかった。
>私が五輪で主審デビューを飾ったのは
>男子60キロ級3回戦の野村(日本)の試合だった。
>その時点ではまだ韓国の崔敏浩が勝ち進んでいたため、
>「どうして韓国の金メダルのライバルの試合なのか…」
>と心の中でつぶやいた。
>そのため、野村が開始57秒で一本勝ちした瞬間、
>右腕を上に上げたくなかったというのが私の正直な心情だった。
>それは私の極めて人間的な部分に過ぎず、
>無意識のうちに私の右腕は野村の勝利を宣言していた。
おーい!
審判が「ライバル選手だから手を上げたくなかった」かいっ!
韓国の人って、審判とか判定に携わっちゃダメなのかもな。
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おまけ。
今日はコレ読んでた。↓
日本一わかりやすい
「プロ野球1リーグ案がダメな理由」
http://www.geocities.jp/bibun_houteishiki/nabe/
ボクはこっちの意見を支持する。
少なくとも今のプロ野球の上層部よりは
至極真っ当な意見だと思った。
8月17日 (火) 曇り一時雨 食事
ここのところ、寿司・焼肉・鰻…が交互に。
さすがにこれは宜しくない。
今年はあまり ざるそば を食べてないなあ。
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『雨月物語』のコミック版を買った。
有名な「浅茅が宿」など4篇で、マンガなので読みやすい。
中学の頃に読んだままで、記憶が薄れてたせいかも。
マンガで読むか、訳本で読むか・・・
8月18日 (水) 曇り 業物
盆休みに磨いた道具のなかでも特に重宝してた
一番のが壊れてしまった。
いくつかまとめて容器に入れてたのだが
誰かが動かすときにうっかり落としたらしい。
使うときになって、見当たらないため探したところ
車が往来するところに、地べたに、・・・
8年かけて使い込み、ここまでにした。
価格で言えば1万円もしないモノだが、
お金で弁償されても仕方ない。
今更責めはしないが、かといって笑えるはずもなく
代わりがあったとしてもこの辛さは繕えそうにない。
こんな執着心、みっともないのだが。
8月19日 (木) 曇り一時雨 ハム●郎
無線局の届けが完了。
アマチュア局開局、ということになる。
コールサインももらえたし、やっと無線が使える。
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あるはずの場所にあるはずのモノがない寂しさ。
道具箱を開けて、いつものところを手探り。
当然そのスペースは空いたままで・・・
「あ、そうだった…」と思い出す。
新しいのを買う予定だが、こういう道具は
新しいより使い込まれたモノの方がいい。
また数年、一から使い減らすか。
8月20日 (金) 晴れ 落ち着き
仕事の方はようやく一息つけそうな流れ。
ただ、予定変更が多いところなので不安もある。
数ヶ月待たせている人がいるので気を揉んでいるが
ホントこればっかりはどうしようもないの。
そんな顔しないで。私が一番に思ってるのはアナタだk…
落ち着け。
8月21日 (土) 曇りのち晴れ 足
先日ウチの犬が、珍しく他所の犬と遊んだところ
ダニ貰っちゃってた。
昼休みに、いつものように出迎えてくれたが
後ろ足を上げたままヨタヨタと歩いてる。
その場で押さえて足の間を探すとやっぱり!
風呂上りに様子を見に行ったが、まだ落ち着かないらしく
時々「キューンキューン」と鳴きながらうろうろしてた。
浮気したばt…
8月22日 (日) 雨のち晴れ キャンプ場
十数年ぶりにキャンプ場で遊んできた。
食材の買いすぎやら脂が足りないやらと
いろいろ不手際もあったが・・・
タンドリーチキンは美味かった!
肝心の焼肉なんてほとんど食べず、
これとホイル焼きと焼きそばばかり喰ってた。
肉や魚介類焼いてりゃいいってもんでもないな。
奥が深い。
8月23日 (月) 雨 処暑
今日は処暑。
この季節らしく、萩の花が咲いていた。
“処暑”は二十四節気のひとつで「暑さが止む」と言う意味。
>朝夕に涼風が吹く頃であるが
>台風のシーズンでもある。
確かに台風が二つできてる。
いや、もう何度かこういう状態があったっけか。
8月24日 (火) 晴れのち曇り 主文
野球、決勝には行けず。
こういうので思うのは、なんで日本のマスコミは
対戦相手を勝手に「格下」とか言うんだろうか、って事。
世界ランクや過去の対戦成績なんて、資料の末端でしかない。
現在の実力や状態が一番重要な資料のはず。
まあ野球は強い方だけど、サッカーは…なあ。
自分たちだってかなり力量不足なんだから…ね?
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>小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐる違憲訴訟で
>今年四月、福岡地裁の亀川清長裁判長が「主文」で
>原告の損害賠償請求を棄却する一方、
>判例拘束力のない「判決理由」で「参拝は違憲」とした問題で、
>市民団体が二十三日までに「判決は越権行為で違憲」として、
>亀川裁判長ら三裁判官の罷免を求めて国会の裁判官訴追委員会に
>数多くの訴追請求状を提出する運動を始めた。
訴追決定 → 弾劾裁判 → 罷免or不罷免
という流れになる。
この問題、元々は市民団体による
「小泉首相の靖国参拝は違憲。我々は精神的苦痛を受けた」
という訴訟での判決文の中の『傍論』にある。
「違憲訴訟」は「違憲行為によって苦痛を受けた賠償」
が目的であるはずの裁判であり、福岡地裁は判決主文で
『賠償の対象になる法的利益の侵害は無い』と敗訴の判決をした。
ここまでで“裁判官の仕事”は終わりなのだが、亀川裁判長はこれに
『小泉首相が、必ずしも戦没者追悼場所として適切でない靖国神社を
四回も参拝したのは、政治的意図に基づいてる』
という文章を添えていたことが原因。
この亀川裁判長による『傍論』は当然蛇足。
「裁判上何ら必要の無い個人的見解」を付け加えた訳だから。
しかしこの文章に喜びかえったのが原告側。
(勝訴目的ではなく、政治的な「ある思惑」で訴訟を起こした
いわゆる「プロ市民」と呼ばれる集団)
敗訴で賠償がなくても「靖国は違憲」と認めさせれば目的達成!
この『傍論』があったおかげで実質上は
「負けたのではなくむしろ勝訴」となったのだから。
代案もないのに不満を並べ立てて足を引っ張る手法ってのは
やり口が陰湿で馴染めないうえに理解できない。
そして、私見を不適切な形で挿入しちゃった裁判長も
アチラ側の人か、こうなると読めないアホなのかのどちらかなわけで。
8月25日 (水) 晴れ 再び
あの暑さ、再び。
もうこのまま秋に逃げ切ってしまえると思ってたが
ここにきてあの夏の暑さが。
明らかにボクに対する殺意を感じる。
本気だな、本気でオレ様をぐはあ!
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『殷周伝説』の17巻を買う。
横山光輝氏が亡くなって、もう続刊はないと思い込んでたら
あれからも毎月発行されている。
連載してた月刊誌では完結してたのかな?
8月26日 (木) 晴れのち曇り 休暇?
午後から休みになって、雑事を片付けておこうと
段取りを始めてたら姪から電話。
「泳ぎたいしエビ獲りがしたいので連れてって」
子供三人を連れて家の前の川で遊ぶ。
みんなが仕事してる(車が往来してる)のを横目に
子供たちと大はしゃぎで水遊びするのは
なんだか気が引けるものだ・・・
8月27日 (金) 晴れのち曇り 教科書
台風接近でピリピリしている。
この分だと当初の予報「逸れる」どころか
中心の東側、つまり一番強い部分が当たりそうだ。
風台風か雨台風かはわからないが、被害の少ないこと
出来るなら当然ながら被害がないことを祈る。
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教科書問題は今年も。
「教科書採択―東京の教育が心配だ」という、今日の朝日社説。
>私たちは、この教科書について、バランスを欠いており、
>教室で使うにはふさわしくないと主張してきた
(中略)
>(押し付けるような教育方針で)生徒がみずから学び、
>みずから考える力をつけることができるだろうか。
>世界の人々と交流し、互いの歴史や伝統を大切にする若者が
>育っていくとはとても思えない――
(一部抜粋)
聞こえのいいセリフを随分と偉そうに吐いている。
まあ、国旗国歌の大切さや先人の苦労を否定する人間が
果たして歴史伝統を重んじるかどうか、なんて…言っても無駄か。
では、これ↓はどうだろうか。
>都教委によると、二十五日夜までに扶桑社の教科書採択に関し
>寄せられた意見などは六百五件。
>内訳は、採択に反対の意見などが五百九十八件、賛成の意見が七件だった。
>また、約二万八千人分の反対署名が提出されている。
>意見の大半は「戦争を賛美する扶桑社の教科書を採択するな」
>「開校後に生徒や教職員の意見を聞いて教科書を決めるように」などだった。
>この反対意見に関して、教育委員会で国分正明委員(元文部事務次官)が
>「私のところにも多くの要請か反対か分からないものが来るが、
>99%が同じ文言。この人たちは教科書を読んでいるのか」と疑問を呈した。
ええっと、どういうことかな?
笑うところかな? 笑ってもいいのかな?
「自ら学び自ら考えることが出来るだろうか」は
どちらに向けたほうが適切か分かってるのかな?
ボクは以前「つくる会」の教科書(歴史・公民)を購入した。
で、日記にもそのことを書いて自分なりの意見も書いた。
少なくとも、ろくに読みもしないで反対なんてしないし
まして自分の主張をするのに誰かの意見丸写しなんてしない。
おそらく、件の99%人は…日頃から異論を初端から踏み潰し
「自分こそ正しい」という考え方を曲げないで
(都合のよい)周りの受け売りを声高に叫び散らすのだろう。
やがてそれが自分の考えぬいた末の結論だと錯覚する。
まるで胡散臭い宗教にまんまと騙された頭デッカチみたいだ。
元々の意見に経験や知識を積み重ねてこそ、より正しくなる。
それでも「正しい」に近づくだけで「絶対」ではない。
自分が利口だと思い込み、実際には周りから失笑を買う。
それがいかに滑稽なのかを理解できない輩だろう。
自分なりの意見も自分なりの思想も自分で考えた結論もない、
いい大人が・・・かわいそうに。
8月28日 (土) 晴れ一時雨 アカピー
今朝の『産経抄』は昨日のボクの日記と
同じようなことが書いてあった。
(立場上、汚い言葉では書いてなかったけど)
まあ大抵の人ならああいう意見になるはずだろう。
それにしても・・・
朝日はよく自分で言ってたことをあっさり覆す。
それでよく他人に「間違ってる!」などと言えるものだ。
個人ではなく新聞社、で、社説。
恥ずかしいとか考えないのだろうか?
ひょっとしてものすごい阿呆なのか?
8月29日 (日) 晴れのち曇り けり
明後日が「二百十日」。
立春から数えて210日目にあたる日で
昔からこの頃を、台風や嵐が襲来する時期として
恐れていたそうだ。
確かに、今デカイ台風がきてるわな。
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――ブレア首相、強烈キック 伊首相が左ひざ負傷――
>今月中旬、イタリア・サルデーニャ島にある
>ベルルスコーニ首相の別荘に招かれたブレア英首相が
>サッカーの親善試合中、誤ってベルルスコーニ首相の左ひざを強くけり、
>負傷させていたことが分かった。
>29日付の英サンデー・テレグラフ紙などによると、
>側近やボディーガードを交えた5対5のミニゲームは
>今月18日に行われた。
>当初、ベルルスコーニ首相は平静を装っていたが、
>リビア公式訪問から戻った26日夜になって痛みが激しくなり、
>病院で治療を受けた。
>首相は待合室の患者にブレア首相に左ひざをけられたことを明かし、
>中道右派らしく「いつも左には悩まされる」と冗談口をたたいたという。
お気の毒なのだが、冗談を読んで笑ってしまった。
こういう場面で気の利いた言い回しのジョークを
言えるあたりはさすが! だと思う。
日本の政治家なら駄洒落で失笑を買うのが関の山だろう・・・
ま、試合に負けた腹いせに車のガラス割る輩が隣り合わせなので
蹴られた蹴られたと騒がずにこういったセリフを言えるってのは
ちょっといい話に思えるな。
8月30日 (月) 曇りのち雨 停電
台風のたびに停電する。
外の様子を見ると対岸の地域は大丈夫なようで
こちら側はダメ、というケースが多いようだ。
こちらの方が拓けているので大丈夫な筈なのに。
今回は半時間くらい回復しなかった。
幸い、データが消えたりはしなかったが・・・
8月31日 (火) 晴れ お茶
仕事がひと段落、一服してると
そこの家の娘さんがお茶を出してくれた。
その時の一言が↓
「お茶! ここへ置いておきますね」
「おっちゃん! ここへ置いておきますね」
どっちだったのか・・・
・もう一遍言ってみろ! → ある意味コドモ
・子供からみればそりゃあ → ホントにおっちゃん
・おっちゃんでいい、いいよ → あきらめ
・「お茶」おっちゃんな訳ない → 現実から目を背けて…
・・・アレ――ッ?
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