『嚆矢』
 ――日々の恥は書き捨て――
 
 日記ログ
 
 
  ――― 11月 前半―――
 
 


  11月01日 (土) 晴れ  コンラン
 
 
 
 頼まれていた仕事にようやく着手できた。
 
 明日一日あれば終われそうなので少し気が楽になった。
 
 
 
 ということで、休暇は先送りの方向で。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 西安で起きた街頭デモの発端は・・・
 
 文化祭で日本人留学生が行った“下品な寸劇”に中国人学生が謝罪を求めて抗議デモをした、
 
 というモノらしい。
 
 現在は沈静化に向かっているようだが、一時は千人余の中国人学生が
 
 「日本のイヌコロは出てゆけ」やら「日本製品のボイコットを」やら、
 
 「ソッチの方がよっぽど抗議の対象になるんじゃねえのか?」 と思わずにいられないような
 
 激しい反日スローガンを叫びまくってる異常な状況となっていた。
 
 
 
 で、まあ、それで・・・
 
 
 >赤いブラジャーを胸に着け、腰には紙で作った性器の形をしたものをつけて踊り、
 >ブラジャー内に入れた紙くずを観衆にまいたという。
 
 
 という報道と、
 
 
 >着物姿の3人それぞれが背中に「日本」「中国」ハートマークを書いた札をかけて
 >パフォーマンスを行った、中国人を侮辱する意図はなかった
 
 
 という報道が(なぜこんなに違いがあるのか分からないが)あったりする。
 
 着物姿と赤いブラジャー、ハートマークと性器、友好と紙くず(ん?)、えらい違いだ。
 
 学生が保身のためにウソこいてるのかもしれないが・・・
 
 
 
 “下品な出し物”に関しては、処罰の対象となりうるので仕方あるまいが
 
 >寸劇で卑猥な演技をし「これが中国人だ」など中国人を軽侮する言葉を書いた紙を身につけた
 
 という、コレは本当なのだろうか?
 
 だとすれば「なんでキミらはわざわざ中国へ留学したのよ?」と聞きたくなる。
 
 
 >「日本人が赤いブラを着て生殖器の模造品をつけて『コレがお前ら醜い中国人だ』と叫んだ」と
 >中国人らがネットなどで宣伝し、これを鵜呑みにした中国人が日本人狩りを始めた――
 
 
 なんて話もある。
 
 一方で、学生らが謝罪したという情報も・・・ワケわからねー!
 
 
 
 まあ、ここまで深読みはしてないけど。
 
 



  11月02日 (日) 晴れのち曇り(雨) カタチ
 
 
 
 とりあえず、大まかには出来た。
 
 が、未だ依頼者が「こういう形にして欲しい」というのが決められないでいるため
 
 途中で止めている状態。
 
 なんかもう落ちつかないのでとっとと決めて欲しいのだが・・・
 
 「早くやってくれ」と火がついたように急かすワリに
 
 肝心なところで決断が出来てないために手待ちとなるコチラの身になってほしい
 
 ・・・というのはワガママか?
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 昨日触れた中国の抗議デモ、だいたいの形が見えてきた。
 
 
 踊りを披露する事になったのはよかったが、踊りに自信がない。
 
 そのため「ウケを狙おう」ということでブラジャーを着けて踊ったようだ。
 
 それが侮辱と映ったというのだが・・・それが襲撃にどう繋がるのか分からん。
 
 (現在、中国人留学生による犯罪が増えてるのに、いちいちデモや暴動起こしてたらキリないぞ?)
 
 
 
 この騒動を見ていると、どうも事実を知らないながらも参加した人間が大勢いるように思える
 
 便乗して鬱憤晴らしやドサマギの暴力行為があったのを推測するのは容易だ。
 
 卑猥な踊りを披露し「これがお前等だ!」なんて、普通に考えればありえない話。
 
 それがデモ(というより暴動)に発展するあたりに“反日精神の根強さ”がある。
 
 
 
 >「日本の公の場でも許されておらず、ましてや中国においてはなおさら許されるものではない。
 >日本国民が中国国内で学習や旅行している間、中国の法律、風習、習慣を厳守するよう希望する
    (中国外務省領事局)
 
 >日本人留学生が負傷したり、留学生寮の部屋が荒らされたことを挙げて
 >「理由のいかんを問わず、強い遺憾の意を表明する」
    (日本外務省)
 
 >中国側は「偶発事件により両国関係の発展が影響を受けないよう望んでいる」と述べ、
 >日本側も「同じ認識であり、今後も中国側と協力しつつ冷静に対応するつもりである」と応じ、
 >外交問題に発展させないことを確認しあった。
 
 
 という、ごく当たり前な主張や注意が国レベルであったのには安心した
 
 結局、日本人留学生の愚行(普通に考えればわかりそうなもんだが)で大問題となった今回の騒動。
 
 「バカを治すために勉強にはげみ留学しても結局治らなかった」ということか。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 
 石原都知事が救う会主催の集会でこう発言した。
 
 
 「私たちは決して武力で侵犯したんじゃない。日韓合併を百%正当化するつもりはないが、
 どちらかといえば彼ら(朝鮮人)の先祖の責任であって、植民地主義といっても(日本の場合は)
 最も進んでいて人間的だった」
 
 
 それがTBSの番組「サンデーモーニング」で捏造された、という話。
 
 
 上記の発言の「――つもりはないが・・・」の「つもり」で区切り、
 
 テロップで「正当化するつもりだ」と表示。「正当化しない」と断言したかのように放送した。
 
 (その後の放送「サンデージャポン」では「――つもりはない」と正しいテロップがついていた)
 
 
 
 
 
 ネットがなかったら、多くの人がそちらを信じて(ボクも含めて)石原都知事批判をしたハズだ。
 
 
 
 都知事の定例記者会見(31日)で石原都知事は「日韓併合問題発言」についての質問に対し
 
 
 「どこかの新聞が例によってたきつけたんだな、マッチポンプで。残念ながらあまり騒ぎにならなかったが。」
 
 「どこかな、毎日新聞か。よっぽど取材能力がないのか、歴史を知らないんだな。」
 
 「(再度質問する毎日新聞に対し)また毎日か。」
 
 
 などと批判的な発言をしたのだが・・・「TBSのあからさまな報復か!?」と見る人もあるようだ。
 
 そこまでバカじゃないと信じたいが、朝日や毎日ならありえ…<テロップで「ありえる」と表示
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 やはり、放っておいただけで馬脚を露わす。
 
 いかに薄っぺらで政治家としての資質に欠ける(というか、ない。)かが分かる。
 
 
 
   ――田中真紀子氏、拉致で大暴言「子供帰ってこない」――
 
 
 >佐渡島の無所属候補の応援で拉致被害者の曽我ひとみさんの実家もパフォーマンスで訪れ、
 >遊説では「平壌宣言は小泉政権の最大の失敗」「被害者の子供たちは北朝鮮籍」
 >「子供たちは帰ってこない」と大舌禍を起こした。
 
 >何の落ち度もない拉致という不条理な国家犯罪に巻き込まれた拉致被害者。
 >蓮池薫さんら帰国した5人は、北に人質になっている子供たちや夫の帰国を
 >「一日千秋」の思いで待っているのに、真紀子節は勝手な解釈で神経を逆なでした。
 
 >蓮池透さんは
 >「(曽我)ひとみさんは電話で『父も体調が悪いのに突然来られた。訳が分からない』と
 > 怒っていた。非常識な選挙用パフォーマンスはやめてほしい」と声を荒らげる。
 
 >「横田(滋)さん夫妻とも連絡を取り合い、蓮池(薫)さんのお母さんから手紙をもらった」
 >との真紀子氏の発言には、こう吐き捨てた。
 
 >「外相の時に拉致問題に取り組んでくれと手紙を送ったが、返事もない
 >横田や蓮池といった名前を勝手に自分の選挙に利用しないでほしい。卑劣さは北以下だ」
 
 
 
 まあよくこういうのを政治家として復帰させようなんて考えるやつの気が知れない。
 
 「(5人の子供ら)家族の国籍は国際法上は北朝鮮籍。外務省も知っているはず。
 (帰国は)難しいとはっきり言うべき」

 
 という発言もあったが、これは間違い。 ただの一般人であるボクですら知ってる。
 
 ・・・なんでお前が知らないんだ? 元外務大臣だろ? なあ?
 
 国際法上に照らしあわせても、子ども等は立派に日本国籍なんだよ!
 
 
  ※ 国際法では「父か母が日本人である時は、子供は日本国籍を持つ」と定めており、
   親が日本国籍ならば、北朝鮮で産まれ育っても日本人。
  (まあ、帰化したりすれば違ってくるけれど・・・)
 
 



  11月03日 (月) 雨  MT
 
 
 
 何度か書いているが、ボクはMT車派(?)な人で、大きい車でもない限りは
 
 AT車を運転したいとは思わない。(まあ、ボクのは軽自動車だけど)
 
 
 ところが最近はどこのメーカーもAT車ばかりなようだ。
 
 先日も「そろそろ買い換えを考えなきゃな」と思って、ネットでSUZUKIのサイトへ飛び
 
 「ワゴンR」の仮見積もりってのをやってたら・・・「ターボ・5MT」が無いでやんの。
 
 なんだ? じゃあボクにターボは乗るなってのか?
 
 他の車種でも、ほとんどがAT車。 なんでだ!両方用意しとけよホントに。
 
 
 免許でAT限定の人間は全体でみれば少ないと思うんだけど・・・
 
 なんで皆そんなATがいいワケ?免許とったんだから乗れないはずないんだし
 
 面白くない、しかもMTより数万円上乗せのAT車に乗るメリットがあるのか??
 
 ボクがAT車に乗ったらおそらく居眠りしてしまうだろうな。
 
 
 
 いくら燃費が向上しようとATってのは好かない。「楽だから」ってのがイヤなわけではないが、
 
 ・・・とにかく、面白みがない。
 
 それに、極端にヘタクソか巧いか以外はほとんど画一的で、運転に個性がないのがダメなのだ。
 
 
 
 ま、早い話「MT車も出してくださいお願いしますよ〜〜」って事ね。(えー)
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 運転が楽になったと言うが・・・そのワリには相変わらず事故は多いし
 
 楽で容易になったワリにはこちらが運転してて相手にヒヤヒヤさせられることもある。
 
 楽になってその程度か?と思う。 「楽になった」ならその分運転技術は向上するはずだろうに。
 
 
 
 それはそうと・・・両手に何かを持ったまま運転する光景をよく見る。
 
 「片手にタバコ、片手に携帯」「片手にジュース、片手に食べ物」「片手にピストル、片手に花束」
 
 (最後のはちょっと書いてみたかっただけ)
 
 ボクが見た中では女性の方が極端に多い。(男は大抵、片手にだけ持つ)
 
 
 「女性の方が“マルチ”な脳の構造をしてるから、何かをしながら他の事をやれる」
 
 なんて話もあるが、洗面所で歯磨きしながら髪を梳かすのとはワケが違う
 
 いくら同時進行で何かをするのが得意であっても、運転+携帯+何か って組み合わせは
 
 ちょっと無謀なんじゃないか?
 
 
 
 今日、雨で視界の悪い状態で電話とジュースを持って運転してる女性をみかけた。
 
 というよりも危うく接触しそうになったので窓を開けて注意しようとしたら
 
 相手がモロにそういう状態だったのだ。
 
 
 
 もうちょっと上手なら何も言わないんだが・・・いや、それも間違いか。
 
 



  11月04日 (火) 晴れ  責任
 
 
 
 ようやく仕事も落ちついてきたので、少し余裕が出てきた。
 
 でもそうなると今度は仕事が減る心配をしなければならず、自力で探す事になってくる。
 
 その辺、会社勤めでない悲しさでもある。
 
 
 責任は自分でとり、評価は職場全体で分かつ、昔からそういうシステムなのだが
 
 こう不景気だと些細な失敗がキッカケで取り返しがつかなくなることもありうる。
 
 
 ぁおぅ、プレッシャ―――ッッ!!
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
   ――TBS、石原発言の“捏造”を謝罪(文面)――
 
 
 >11月2日(日曜日)の放送で、石原知事が日韓併合について話したニュースを扱いましたが、
 >そのVTRの中で、「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」とすべきところ
 >誤って「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりだ」という文字スーパーをかぶせてしまいました。
 >石原知事を始め、視聴者の皆様、関係者の皆様にご迷惑をかけたことをお詫び申し上げます。
 
 >原因については、取材テープの当該発言部分の語尾が聞き取りづらかったため、
 >番組スタッフが誤解してしまいました
 >音声を故意にしぼったり、加工したのではないかというご指摘を受けましたが、そのような事実はありません。
 >今後、このようなミスが起らないように、細心の注意を払うつもりです。
 
 
 
 ・・・で?
 
 「謝罪」したというよりも、言い訳してるだけじゃないか??
 
 誰の責任なのか、誰が責任をとるのか、誰が悪いのか、悪いならどう償うのか・・・
 
 そういった部分がまるでない。
 
 
 不自然なところで切り、誤ったテロップを入れ、それを放送した事実と「ごめんなさい」。
 
 「なぜそうなったか」の説明と、故意ではないという弁明、「今後気をつけます」という決意。
 
 ・・・で? 何よ?
 
 こんな陰でコソコソ謝ったところで意味ないだろが。
 
 経緯を一から説明して訂正とお詫びするのをTVで流す、これが本当の「謝罪」じゃないか。 
 
 ったく・・・他人の責任追及にはあれほど労を費やすのにな。
 
 



  11月06日 (水) 晴れのち雨  誤解
 
 
 
 仕事中に、「どうしても尿意!」が襲来。
 
 
 ぁぁぁぁぁおおおぅ!
 
 こうなると、もう仕事なんて金なんて彼女なんて嫁なんて人生なんてとにかくションベンしてえ!
 
 頭の中は黄金水で満たされてしまう。
 
 こーゆー時に限って、トイレが見当たらない。満潮で高潮発生なのに!
 
 
 しかし、ボクは男のコ。 その自慢のビームライフルで標的を撃てばいいのだ。
 
 「そこっ!」「ちいい!」「迂闊なヤツ!」
 
 あ、そんなことしてる場合じゃない。もはや尿意はギリギリチョップ
 
 
 
 はふん・・・うああ・・・(ジョボジョボ)
 
 すると、向かいの空き地だと思ってたところが実は階段の頂上で
 
 明らかに中学生女子が昇ってきている!
 
 ヤバイ! もしボクのレギュラー満タンの尿が排出されるより先に彼女が階段を昇りつめたら!
 
 まさに ♪大人の階段昇る〜 キミはまだしんでれら…
 
 シンデレラのガラスの靴どころか、ボクが「ガラスの恥丘を救え!」ってな事になってしまう。
 
 
 ボクの弾薬が尽きるか、彼女が到着するのが先か・・・
 
 んもう必死で メリメリッ! って音がするくらい尿を搾り出した。
 
 努力の甲斐あって、無事にブツを収めた頃に女子が通過。 ふう〜。
 
 
 
 ホントは狙ってたんじゃねえの? ってのは誤解です。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 昨日「TVで謝罪しなきゃ意味ない」と書いたが、昨日謝罪したそうだ。
 
 (アレを書いた時点ではまだ謝罪してなかったのだが・・・)
 
 別番組(ジャスト)内で謝罪したというが、まさかHPにある謝罪文みたいなのじゃないだろうな?
 
 ・・・アレを“謝罪”とは言わないぞ、普通は。
 
 
 
 考えてみてほしい。
 
 
 *******************************
 
 近所のAさんに、自分が「近所の人達のことを貶していた」とウワサされ周りから非難される。
 
 それは誤解なのだと説明するが、Aさんの流したウワサが強烈だったため反応は冷ややか
 
 そこでAさんの家に行って「アナタが有る事無い事言いふらしたから迷惑してる」と抗議。
 
 するとAさん、「聞き間違いだった。あなたの声が聴き取りづらかったし・・・」と認めた。
 
 
 Aさんが自らの誤りを認めた様子は、ひょっとすると両隣の家くらいには聞こえたかもしれない。
 
 しかし他のご近所さんには伝わってない。
 
 そのうえ、Aさんは間違いを認めただけで「もう謝罪し終えた」と思っている
 
 *********************************
 
 
 「聞き間違いだった」という返答と「アナタの声が聴き取りにくい」とクレーム。
 
 ・・・これは謝罪か?
 
 迷惑を被ったのに、「間違いでした」とだけ言われてハイそうですかと言えるか?
 
 最低でも、ウワサを耳にした人達に「アレは私の間違いでした、あの人はそんな事言ってません」と
 
 そういう説明くらいはしなきゃならんと思うのだが。
 
 別番組でなく、当然ながら「サンデーモーニング」できちんとした謝罪をして欲しいものだ。
 
 
 
 ただ、単なる謝罪で済まないほど問題は多い。
 
 
 ・音声&テロップのダブルで「間違い」
 
 (認めてるとおり元は「誤認」からだけど、すぐに気付いたはず)
 
 
 ・直後の番組「サンデージャポン」ではテロップも扱いも正しい
 
 (では即座に前番組の放送が誤ってるのは分かるはずで・・・ね?)
 
 
 ・「石原都知事発言」の扱いそのものがおかしい
 
 (編集でカットされてる部分がないと、意見が別の方向にいく)
 
 
 ・頭ごなしに「問題発言」扱い
 
 (いきなり「石原都知事がまた問題発言を行ないました」と紹介)
 
 
 ・毎日記者が質問、それに対する都知事の返答を「前後カット」
 
 (言葉尻を捉えて批判すんなっつってんだろが!)
 
 
 ・毎日新聞では「――つもりはない」と掲載されている
 
 (自社の新聞が数日前に載せた記事。なぜ気付かない?「報道」なのに情報は)
 
 
 ・“謝罪”は視聴者からの指摘で間違いに気付いた
 
 (ええ―――――っ)
 
 
 ・「問題発言」報道は大々的、だけど「発言の捏造」はほとんど報じず
 
 (これはマスコミの怠慢。それとも「自分が失敗した時は逆に叩かれる」という怯えからか?)
 
 
 ・国際問題に発展した責任の一端は・・・
 
 (「間違いでしたスイマセン」は世界に向けて言わないと。 プッ)
 
 
 
 逆に、韓国でこういう声が
 
 >「歴史の多様性と複合性に注目する日常史の視点から見れば、
 >日帝時代をあまりにも否定的に見る歴史認識にも問題がある
 >道が開け、汽車が通り、学校や病院が建つなどの変化が、
 >韓国人に肯定的な影響を及ぼさなかったと言い切れるのか
 >3・1運動が発生した1919年直後を除き、日帝植民地体制が一度も深刻な危機に直面しなかったのは、
 > 日帝統治下で韓国人がそれなりに日常の営みを正常に行っていたからではないのか」
 
 
 
 うーん、どうなんだか・・・その辺を聞いてみたいのが日本のマスコミに多くいます。
 
 
 ===========
 
 
 え?「アンタは何様だ!」って?
 
 視聴者が安心して観られるように様々な配慮や正しい報道をするのがマスコミの役目。
 
 それが出来なかったら謝罪なり責任をとるなりしなきゃならない。
 
 ボクらだって、仕事ではそういう姿勢じゃないか?
 
 やるべきことが出来てない、そう苦情がくれば謝罪もすれば手直しもするじゃないか。
 
 余程ヒドイ場合は解雇されることだって・・・ぶるる。
 
 (何様だ?ってメールが来たので返答を公開)
 
 



  11月07日 (木) 雨  伝える・伝わる
 
 
 
 ボクが日記で饒舌になるのは、言葉足らずで誤解されたくないから。
 
 
 日頃のボクは話ベタの口下手で、意見を述べる時も“肝”の所だけ言うタイプ。
 
 だから時々キツク感じられてしまうこともある。
 
 だからといって長々と講釈を垂れれば、肝心な部分の印象が薄れてしまい
 
 結局はよく伝わらなくなる。
 
 
 
 言葉は一度吐き出せば戻すことが出来ない。
 
 それだけに慎重になり神経質なくらい意識する。
 
 だが、文章ならば訂正修正添削が出来る。
 
 
 
 ・・・ま、読む側次第だけど。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 今日、知人に「ボクが思ってること」を言葉にした。
 
 
 自分の感情を言葉にして相手に伝える、一見簡単なことだけど
 
 ここまで真剣にやったのは今日が初めてだったと思う。
 
 声に出して言葉にするまで、頭の中はいろんな単語で溢れかえってた。
 
 でもたくさんの言葉の中で選び出せたのはどれも物足りない陳腐なセリフ。
 
 口にするたびに「こんなもんじゃない、ボクが思ってるのはこんな程度じゃないんだ」と
 
 歯痒いほどに情けないほど稚拙な言葉の羅列にだんだん落ち込んでいく。
 
 
 
 なんとか伝えることはできたと思ったが、伝わったかどうかは自信がない。
 
 全てを表現すには、ボクの知っている言葉はあまりにも少なすぎるなと、
 
 今まで幾度となく感じたことを再認識した。
 
 



  11月08日 (金) 晴れ  〆切り
 
 
 
 仕事が少し落ち着いてきたというのは気のせいであることが判明。
 
 天候の関係であっという間に貯金を使い果たし、また元の多忙な毎日へ。
 
 〆切りに追われる作家の気持ちってのはきっとこんな感じなんだろうなーと、他人事のように。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 忙中に閑あり。
 
 下ネタで大いに盛り上がる。
 
 ここでは書けない。絶対に書けない。
 
 



  11月08日 (土) 晴れ  格下
 
 
 
 小物釣りがしたい。
 
 小物と言っても、今の勘が鈍ってるボクには十分手ごわいのだけど。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 アテネ五輪の予選「野球」で、韓国がまさかの予選落ち。
 
 そういえば韓国はサッカーでもかなり苦戦を強いられていた。
 
 
 ボクが思うに、今の韓国代表は少し前の日本とよく似た状態じゃないかと。
 
 ほんの数年前の日本では、大会があるとマスコミの影響からか楽観ムードが漂っていた。
 
 「格下のチーム」「ほぼ確実」「予選突破すれば●×国代表と対戦になります」
 
 今でもよく言われている言葉だけど、現在とは違いあの頃は明らかに対戦相手をナメていた
 
 
 一体、誰(どの国の代表チーム)からみての「格下」なのか。
 
 そんなに大きな差がない相手に、戦う前からなんで「確実」なんて言えるのか。
 
 
 柔道でよくみられる、大会が始まる前から「メダルはいくつ」「この選手は金メダル確実」
 
 みたいな、もう甘い甘い予測。
 
 ボクが耳元でささやくセリフより甘い。糖尿まっしぐらだ。
 
 
 それですっかり安心しきって負けたり、身の程知らずにも強豪相手にチンタラやったり・・・
 
 「まさかの失点」「番狂わせ」「感動をありがとう」って流れになっていた。
 
 
 最近の日本代表では、ようやくそういった楽観ムードがなくなってきているため
 
 さほど大きな失態はなくなりつつある。
 
 
 
 逆に韓国は今まさに楽観ムードの最中にあるように感じる。
 
 台湾を格下とナメてたが、まさかの逆転負け。
 
 しかも、この国の悪いところは「失敗があると相手を責める」というところにある。
 
 対戦相手が悪かったり、審判が悪かったり、日帝の支配が原因だったり(!)
 
 自らを省みることなく、分かりやすい「敵」を作って「勝利を奪われた!」と責めるのが常なのだ。
 
 
 
 まあ、個々の能力が高くてもチームとしてまとまってない以上は・・・
 
 





  11月09日 (日) 曇りのち雨  用意
 
 
 
 姉貴の誕生日が迫ってるのに、まだプレゼントを決められずにいる。
 
 一番簡単で無難なのが商品券か現金なのだが・・・
 
 
 プレゼントがお金ってのもどうかと思うやん?
 
 そんな気の利かないことじゃ、周りから笑われるやん?
 
 笑われて恥ずかしい思いすんの、自分やん?
 
 誰かて自分が・・・さ、持ってきて。
 
 
 そーそーそー、こうやってな、これ着てな、これ持ってな、
 
 ドンドドッド ドンドドッド ドンドッドッド ドンドッドッド
 
 ドン!ドコドコドン!ドコドコドン!ドコドコドン! ア――ウッ!!
 
 ・・・って、やかましわい! なんでこんなん踊らなアカンねん!
 
 
 
 などと、Mr.BATERになっても仕方ないんだけどな。
 
 
 今年は寒くないので、マフラーなどはダメだし・・・
 
 って、なんで姉貴相手に真剣に悩んでるんだボクは!
 
 
 
 とまあそーゆーワケなので、気の利いた贈り物の案を誰か下さい<そこからが間違い
 
 



  11月10日 (月) 雨  参考
 
 
 
 姉貴へのプレゼントを購入。
 
 ただ、毎回の事ながらボクって(贈り物を選ぶ)センスないんだよ・・・
 
 
 
 社会人になって、二人の姉貴と母親にプレゼントをするようになった。
 
 元々してはいたが、“大人としての贈り物”はボクが19歳の時から。
 
 
 ボクらはこの年、親父を亡くしてすっかり気落ちしていたこともあり
 
 親子4人で頑張っていかなアカンなーとか、なんとか楽しいこと考えなアカンなーとか、
 
 ボクらしくない事を考えてた時期で。
 
 親父が死んで数ヶ月後の姉貴の誕生日に、一発カマシたのが始まり。
 
 
 
 それから数年後。
 
 
 姉貴が「もうそんな気を遣わなくてもいいんやで?」と。
 
 当時、彼女と交際中であったボクは姉貴にこう言った。
 
 
 「まあ、ボクが独身の間は毎年贈ることにするよ」
 
 
 まさか、これが今に到るとは夢にも思わなんだ
 
 約束ってのは重いよな。
 
 



  11月11日 (火) 雨のち晴れ  記載ミス
 
 
 
 短時間ながら雨量は多かったと思う。
 
 季節感がすっかり狂ってしまい、秋が感じられないまま冬を迎えそうなのが寂しい。
 
 四季の中で冬が好きなボクでも、秋がないままでは冬を楽しめない。
 
 
 
 選挙については明日書こう。
 
 文章がまとまらなかったから。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
   ――入力ミスした商品、そのままの値段で販売――
 
 
 >大手商社「丸紅」(東京)が運営するインターネットのショッピングサイトが先月末、
 >パソコンの販売価格を10分の1の1万9800円と誤入力したため、
 >約1500台の注文が殺到。丸紅は11日までに、「信用を裏切れない」と
 >販売を受け付けた客に表示通りの価格で販売することを決めた
 
 >丸紅によると、パソコンはデスクトップの新型で、サイトには先月31日掲載された。
 >本来の価格は19万8000円だったが、間違って1けた少なく入力してしまった。
 
 >インターネットの掲示板で「激安パソコンが売られている」と情報が広まり、注文が殺到。
 >担当者がミスに気付いて今月3日に価格を訂正し、注文した客に契約の取り消しを通知したが
 >「丸紅を信用して買ったのに」などと抗議のメールが相次いだ
 
 >通常のショッピングサイトでは、注文が入ると自動的に受け付けを知らせるメールが返信される。
 >一般的には、メールが届いた時点で契約は成立すると解釈されているという。
 
 >丸紅広報部は「錯誤を理由に契約を取り消すことも可能だが、社会的信用を優先した」と話している。
 
 
 
 この話、ボクも偶然知ってはいた。たしか訂正する少し前くらいだったと思う。
 
 
 でもまあ常識で考えれば記載ミスだってことは分かる。
 
 インターネットショッピングするくらいの人なら、大体の相場を知らないはずないし
 
 言いすぎかもしれんけど「丸紅を信用して」はウソだろ
 
 
 からかう程度ならまだ可愛げもあるが、抗議して無理矢理要求を圧しつけるのは反則だ。
 
 抗議のメールを送った連中はどうせロクなヤツじゃない。
 
 
 
 これで「あーあ、それなら自分も欲しかったなあ」なんて思ってるようじゃダメだ。
 
 それでは自分の品格を貶めるだけのことで、たかが18万円で品性を棄てるなんて情けない話。
 
 「アナタの良心は18万円ぽっちで買えるんですか? 随分と安い人間ですね」ってこった。
 
 
 
 “信用を重視して”表示どおりで販売した決断そのものは正しいと思う。
 
 もちろん、損害というか被害は大きいけれど・・・
 
 宣伝効果も少しはある、信用は失われずむしろ増した、それも大切なことだから。
 
 経営悪化や倒産などのダメージに耐えられるなら長い目でみていずれは帳尻も合ってくるだろう。
 
 
 ただし!
 
 それは世間が良識ある人間で溢れてる場合の話
 
 こんなどうしようもないクレーマーやらゴネ得の常識欠陥人間だらけの世界では
 
 悲しいけれど、食い物にされる格好の獲物でしかない。
 
 
 
 ・・・憐れ (合掌)
 
 



  11月12日 (水) 晴れのち雨  逸す
 
 
 
 レンタルしているビデオを観ないまま返却することになりそうだ。
 
 ここ数ヶ月で3回目。
 
 たしかに観られるはずだったのに、なんやかやで機会を逸してしまって・・・
 
 
 でも返却に行って「あ、これ観そびれたんだっけ!」と思うと性懲りも無く借りてしまう。
 
 で、また見逃すわけだ。
 
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 選挙結果に関連して、政党について少し書く。
 
 二番煎じといわれるかもしれないながら・・・
 
 
 
 社民党、共産党が衰退していくのは当然の流れだろう。
 
 「護憲」と言ってはいるが・・・
 
 憲法を擁護し、立憲政治を護るのが「護憲」なのだが、彼らが護ってるのは第九条だけ。
 
 両党がやってることは、憲法を盾にして自らの主張を正当化しているだけに過ぎない。
 
 
 
 社民党は北朝鮮の労働党と友好を結んでいてそれを誇らしげにしていたが
 
 「拉致事件」という大問題が発覚する前後にまともな情報ひとつ貰えないでいた。
 
 アレでは与党の外交上の不手際があっても責められまい。
 
 また、一度は首相を出したがこれが大ハズレ!よくそれで批判ができるもんだと感心した。
 
 その図太さがあればどこでも何でもやっていける。 でも政治だけは止めとけ。
 
 この政党の悪い所が「都合の悪いことがあると他人を責める」という性質。
 
 何度か書いたが、辻元氏の問題では日頃の言動とは正反対の行動・姿勢をとり続けた。
 
 
 
 
 
 共産党の場合、社民党よりは使えるが・・・平和平和・反対反対と喚くだけ。
 
 「政権をとれば」「支持が増えれば」「数の暴力には屈しない」などと吠えるが
 
 その叫びこそ民主主義から大きく逸脱しているという矛盾から目を背けたままだ。
 
 それに、一番厄介なのが「彼らの主張が現実から乖離している」ということ。
 
 本気で彼らの言うとおりの政治が出来るのか、ボクには信じられない。
 
 親類の強い要望で十年間程度共産党の「赤旗」を購読したことがあった。
 
 初めは小学生だったから意味がわかってなかったが、高校生の頃には記事を一通り読んでいた。
 
 で、その中で見るべき部分が数ヶ所。
 
 「間違い探し」と「クロスワード」、あとは痛い笑いを誘う絵空事。
 
 尻を拭く紙にすらならない、とは言わないが、祖母宅で風呂の焚きつけに使える程度だった。
 
 あれから姿勢も行動も変わってないなら、存在意義は「反対派」ってだけ。
 
 しかし、今回の敗戦で党の名称を変えるかもしれないらしい。
 
 そんなことやったらますますジリ貧になるんだが・・・
 
 
 消費税導入の際は「断固として反対します!」などと声高に叫んでいたが
 
 今の政党ポスターでは「消費税の増額を断固阻止」って感じに仕上がっている。
 
 いつのまに「断固反対」の消費税を認めたのだろうか?
 
 断固として反対する、その言葉の意味がわかってるんだろうか?
 
 



  11月13日 (木) 晴れ  責任
 
 
 
 近所の小学生の女子ふたりがウチに取材。
 
 「動物と暮らしていて癒されたことってありますか?」などの質問をされた。
 
 ちょうど散歩に行くところだったのでリードを一旦繋いで話をしていたら
 
 ショコラは不機嫌になってしまい、ボクの手を齧り始めた。
 
 
 女子らに「痛くないんですか?」「この犬、噛みつくの?」「ご主人様だと思われてないの?」
 
 などと・・・チクショー、ボクと犬がバカップル扱いで質問を重ねていく。
 
 
 取材メモには
 
 「一緒だと癒される」「仕事が終わると散歩するのが日課」「噛まれてた」「飼い主だけ噛む」
 
 「遊んでると言う事を聞かない」「猫が来ると吠える」「プロレスごっこしてた」「飼い主に似る」
 
 
 えーと、おぢょうちゃん達。
 
 いったいどんな取材記事になるのかなー??
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 社民党の土井氏がついに党首を辞任した。
 
 よく今まで続けられたな、というのが正直な感想。
 
 
 
 今まで幾度となく責任を追及された問題があったが、それでも続投し
 
 選挙に負けてから辞任なんてみっともない話だ。
 
 最近では、辻元元議員らが逮捕された秘書給与の流用事件。
 
 土井氏は「突然の逮捕には疑問を禁じ得ない」と捜査を批判。
 
 ところが、現状は・・・
 
 
 >秘書給与ネコババ事件で詐欺罪に問われた社民党の元衆院議員、辻元清美被告と
 >土井たか子党首の元政策秘書五島(本名・渡辺)昌子被告が、来週20日の初公判で
 >起訴事実を全面的に認めた上で、謝罪の言葉を述べる方針であることが分かった。
 
 >国会質問では歯切れのいい関西弁で「ソーリ、ソーリ、ソーリ、答えてくださいよ!」などと
 >小泉純一郎首相に執拗(しつよう)に食い下がっていた辻元被告だが、
 >自身の公判は「無条件降伏」するという。
 
 
 ・・・ああ、やっぱりこうなってるのよな。
 
 
 
 「選挙に負けた責任をとる」というのは、内向きの責任のとり方であり
 
 決して国民への償いとはならない。
 
 今回の辞任で「私は責任をとりました」などと胸を張ってもらっては困る。
 
 くれぐれも、ある程度の地位にある人は彼女のような真似をしてはいけない。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 さて、昨日は民主党に・・・
 
 
 
 今回の選挙は「マニフェスト選挙」とか呼ばれていたらしい。
 
 民主党は自慢の公約を掲げていたようだが・・・「過半数とれなくてホントによかった」と思った。
 
 もし勝ってたら、アレを実行に移すわけだ。
 
 躍進しても勝利はしない、そう弁えて作ったとしか思えない内容。
 
 そりゃあ、やらなくていいなら幾らでも人気取りの都合良い公約を掲げられる
 
 
   ――民主代表「マニフェストと内閣名簿、白紙に」――
 
 >民主党の菅直人代表は10日未明、衆院選の開票から3回目の記者会見で、
 >焦点になったマニフェスト(政権公約)の扱いについて
 >「マニフェストは政権を取った場合に実行する約束。一般政策に引き継げるものは引き継ぐが、
 >いついつまで実現するという約束は、政権を持たないとやれない」と述べ、
 >今後の政策などは今回のマニフェストに拘束されないとの方針を示した。
 
 >田中康夫長野県知事ら閣僚起用を予定していた候補者についても、
 >「あくまで本当の政権交代があった時の閣僚を示した。
 >(民主党)政権ができない中では、結果的に白紙になる性格」と語った。
 
 
 とまあ、こういうことになるワケだ。
 
 当然、「公約は実行できない」という言い分は正しい。
 
 だが・・・支持者はどう思うんだろうか? と心配になる。
 
 
 責任をとらないでいい“野党”であればこそ、甘い言葉で支持者を集めることができる。
 
 万一政権を奪ったら・・・かつての社会党のようにたちまちボロが出てしまうだろうから
 
 「負ける事を前提にして、掲げた公約」だったとしか見えない。
 
 
 「政権をとれないまでも接戦に持ち込む」ことが目的だったのだろう。
 
 




  11月14日 (金) 晴れ  レンタル日記
 
 
 
 知らないうちに、レンタルしてた『めもらいず』の日記が消えてた。
 
 あそこには一年以上のログがあったのに、全部消えちゃった・・・
 
 
 
 ―――――――――――――――――――――
 
   2002年 12月09日
 
 
  四角四面というのはとにかく野暮なものだけれど
 
 “四角でも 炬燵は野暮な ものでなし” などと言いまして・・・
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 こう寒くなってくると恋しくなるのが炬燵や火鉢。
 と言っても、火鉢なんてウチになかった。
 風邪をひいて診療所に行くと火鉢があって、そこで暖まるのが例年の行事みたいになってた。
 (そのくらい風邪をひきやすい病弱な子供だったのだ)
 
 
 あと、子供の頃といえば、もっぱら祖父のところにあった練炭(火鉢)で暖まってた。
 炬燵はどうも暑くなってきたり、うたた寝してしまったりと良くないことも多かったから
 むしろソッチの方が相性がよかった気がする。
 
 そういえば、あの練炭火鉢はまだあるんだろうか・・・
 
 ――――――――――――――――――――――
 
   2002年 10月08日
 
 
 「独身男は肉じゃがに弱い」
 
 姪ッ子がよく口にするフレーズだ。
 
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
 そんなわけで、肉じゃがにチャレンジしてみた。
 
 ジャガイモの皮を剥き、芽を取り、タマネギと牛肉とで炒め、煮込む。
 酒を入れミリンを入れ砂糖を入れ醤油も入れて・・・出来た。
 
 
 そこへちょうど姉貴が子供(ボクの姪)を連れてやってきた。
 グッドタイミング!
 
 
 「“独身男の弱点克服計画”ってことで、肉じゃが作ってみました。」
 
 「あのな、“独身男は肉じゃがに弱い”って、“家庭的な手料理が出来る女性に弱い”って意味!」
 
 「えっと、じゃあ自分で作ってるボクは・・・この苦労は・・・」
 
 「ダメ。 苦労も無駄。 皮むきも、大さじ2杯のミリンも全部無駄無駄無駄ァァ――
 
 ―――――――――――――――――――――――――
 
 
 
 かろうじて残ってたのは、たったのこれだけ。
 
 「大安・仏滅」とか「朽葉色」とか「アクスム王国」とか「節句」とか「節分」とか
 
 「Fly me to the moon」とか、苦労した記憶がある日記ログは一切残ってない。
 
 一度保存していたのだけど、データ全部飛んだ時に日記ログのファイルも
 
 一緒に消えてしまったままだったのをすっかり忘れていた。
 
 
 しかも、レンタル日記を過去ログ扱いしてたのはいいが
 
 180日更新がないと削除されるってのも忘れてた。
 
 ・・・もうだめぽ。
 
 



  11月15日 (土) 曇り一時雨  六曜
 
 
 
 やっぱりログの復活はムリっぽい。
 
 脳みそから知識と記憶をひねり出しながら、少しずつ書きなおしすることにした。
 
 
 あーメンドクセえ。(違っ
 
 
 というワケで、以前書いた「大安・仏滅」を豆知識として再掲。
 
 よく、祝い事や不幸事にコレを引っ張り出してくるけれど・・・
 
 これを読むと少しはガッカリするかも??
 
 
 *************************************
 
 
   ――六曜(ろくよう)――
 
 先勝(せんしよう) ・友引・先負(せんぶ) ・仏滅・大安・赤口(しやっこう) の六つ。
 
 
 
 大安:万事に吉とする日
 
 赤口:凶日。ただし、正午のみ吉とされる日
 
 先勝:急用や訴訟など・早く事を行うのがよく、午前は吉、午後は凶という日
 
 友引:何をしても勝負がつかないとする日。朝晩は吉、昼は凶。
   (陰陽道で、「凶禍が友人に及ぶ」とされることから、葬儀などを避けるようになった)
 
 先負:急用・争い事・公事などを避け、静かに待つのがよいとされる日。午前は凶、午後は吉
 
 仏滅:釈迦の入滅(死)を指す、すべてに凶であるとする日。
 
 
 
 ここまではよく知られているが、どうやって決めてるかはあまり知られていない。
 
 
 
 先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口 の順番で、その月の初日が当てはまる
 
 
 正月・七月  「先勝」
 二月・八月  「友引」
 三月・九月  「先負」
 四月・十月  「仏滅」
 五月・十一月 「大安」
 六月・十二月 「赤口」
 
 
 但し、うるう月の場合は「直前の月と同じ月(ひと月前)の六曜」となる。(ズレるってことね)
 
 
 ・・・とまあ、こういう決まり事がある。
 
 
 分かりやすく覚えやすい方法は「旧暦の月と日をたして、6で割った数値の余りの数」で算出する。
 
 
 例:
 今日「11月15日」は旧暦で10月22日。
 
 10(月)+22(日)=32 → 32÷6(曜)=5余り
 
 
 余りが2 → 先勝
 余りが3 → 友引
 余りが4 → 先負
 余りが5 → 仏滅
 余りが0 → 大安
 余りが1 → 赤口
 
 なので、今日は「先勝」となる。
 
 
 この方法で計算すれば、上記の「元旦や7月1日は先勝」という決まり事や
 
 中秋の名月(旧暦8月15日)は仏滅となることも分かる。
 
 
 *****************************************************
 
 
 つまり、「大安や仏滅」って話は「旧暦と算数を組み合わせた」だけの迷信(?)ってことね。
 
 
 
 
 
    もどる