『嚆矢』
――日々の恥は書き捨て――
日記ログ
――― 8月 前半―――
８月０１日 （金） 晴れ
手と足の裏のコリと痛みがとれない。
ボクがしょっちゅう痛くなるのは掌の「合谷」と肘の「手三里」、それに足裏の土踏まず周辺。
ほぼ慢性的に鈍痛がある。
足裏のツボは分からないので「足裏ツボ図」を参照すると・・・
内臓（胃）が弱ってるのでは、ということに。
そういえば「合谷」も胃腸の不調に効能があると聞いた事がある。
（まあ、肩こりや頭痛など大抵の症状に効果がある“万能のツボ”らしいけど）
むう・・・流し込みの食事はやはり良くないな。
って、じゃあ、ざるそばが食べられないじゃないか！
８月０２日 （土） 晴れのち曇り
買い物を終えて駐車場に向かって歩いてると、知人を発見。
（高校の同級生で、彼が結婚してからは多少疎遠ではあるのだが）
家族３人で買い物を済ませ、ボク同様に駐車場に向かうようだ。
ここで「おーい！」と声をかけるのは簡単だが・・・どうせなら劇的な登場をしたいと思った。
劇的な、といえばやはり「高いところから高笑いしつつポーズを決める」だろう。
ということで早速、一段高い所に行って声をかけるチャンスを窺っていた。
折角なんだから「そうはさせん！」とか言いたい、そこで彼らの会話に耳を傾けてタイミングを計る。
知人「じゃあ今夜は皆で回転寿司でも行くか――っ！」
よし、今だ！
へな「オマエの好きにはさせん！ とお――っ！（ジャンプ）」
知人「・・・ああ、久しぶりやなあ。」
うん、ホント久しぶりやね☆
・・・あれ？ 何、そのリアクション。
もっとさあ、ホラ、ね、なんかこう・・・あるでしょうが。
何だよ、冷たいぞコンチクショー！
なぜボクが独りなのか判った気がした。
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――ＮＧＯレインボーブリッヂは「うさんくさい」――
蓮池透さん不快感あらわに
＞拉致被害者の蓮池薫さん（４５）の兄透さん（４８）は１日、新潟県柏崎市で記者会見。
＞非政府組織（ＮＧＯ）「レインボーブリッヂ」が北朝鮮から持ち帰った手紙や写真を
＞直接手渡したいとしていることに「不可解でうさんくさい。北朝鮮のメッセンジャーと疑う」と
＞不快感をあらわにした。
＞透さんは、薫さん本人がレインボーブリッヂの小坂浩彰事務局長と会うことはないと断言。
＞「密室で本人に直接話して揺さぶりをかけようとする憶測を感じる。
＞ 平壌で誰に会ったのか言うべきだ」と述べ、
＞あくまで政府支援室を通じて手紙や写真を渡すよう求めた。
うんうん、胡散臭い事この上ない。
たぶん蓮池氏の推測は当たりだろうと思う。 ボクも同意見だ。
茨城に放置された北朝鮮籍の座礁船チルソン号の積み荷であった「タイヤチップ」は
この団体が無償提供していたもので、この積み荷を更に一千万円負担して送ったそうだ。
“非政府組織”って、ホントいろいろあるな。
８月０３日 （日） 雨のち晴れ
午後から川原でバーベキュー。
焼肉というか、肉を焼きに行っただけという感じ。
んもう、ずっと炭火の前に立ってた。
イカが焼ければ肉、肉が焼ければ野菜、野菜が焼ければウィンナー、ウィンナーが焼ければイカ・・・
網の上はもはや輪廻転生の縮図と化す。
・・・どうでもいいけどボクはいつになったら食べられるんだか。
しかも、各自がどんどんアミの上に食材を載せていって後の面倒をみないから
少し目を離すと焦げる焦げる。
アチコチから「黒い」とか「苦い」とか「臭い」とか身勝手なセリフが聞こえてくる。
ああ、そうかい！ んじゃあ徹底して管理してやるァ！
焦げないように、火はちゃんと通るようにっと・・・よっしゃ！ いい焼け具合だ。
あ、ますますヤツラの思うツボだ。
８月０４日 （月） 雨のち晴れ
父の法要が来月にあるため、お寺にご挨拶を兼ねて供養の依頼に行ってきた。
割と他所では檀家が住職に不満を持ってる様子を聞くのだが
ウチの場合、ご住職が気さくな方であったお陰でボクらは随分と救われた。
ご住職だけではなく、未だに父の事を心に留めてくれている人は多い。
それにおかしな話だが、地元よりも父の故郷の方が居心地がいい。
きっと、ボクが子供の頃にはまだ残っていた、長閑さが残っているからだろう。
社会も人間も世知辛い時代だけど、田舎では時がゆっくり流れている。
・・・ま、ボクの住むところはもっと田舎だけど。
８月０５日 （火） 晴れ
ボクの仕事は一日中屋外で動きっぱなしなので、暑さ寒さをモロに感じる。
だから日記にも暑い寒いが頻繁に出てくるけど「堪え性のないヤツだな」とか思わないように。
だって暑いんだからしょうがない ＜ この辺がダメ
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台風が近づいてるようなので、週末の予定が狂うかもしんまい。
地元の花火大会も微妙な感じだし、今度こそ釣りに行くつもりだったんだけど・・・
いや、夜釣りというテがあるか。
年々回数は減ってるけれど、シロギスの夜釣りは面白い。
もちろん夜だから不便や危険はあるものの、波止場からならば足元も悪くないので
漁港などの堤防から軽く投げ、ボーっと竿先につけたケミホタル（小さな明かり）を眺める。
撒き餌をして魚を寄せて釣る方が魚信（アタリ）も多くて退屈しないのだが
夕涼みを兼ねてなので、忙しなく動き回る釣りよりはこういった“待ち”の方が好みなのだ。
しかも夜のシロギスは大きめ。
大きいうえに、以前は数もソコソコあって良かったが・・・
８月０６日 （水） 晴れ
押入れの中からパーツ着色したあと手をつけてない「μガンダム」が発掘された。
製作中にゴタゴタがあってそのまま押し入れに眠っていたようだ。
ホント、μガンダムは伊達じゃない。
更に、まだ組んでないどころか未開封のキュべレイ（ハマーン・カーン機）が。
逝ってよし、ファンネルたち。
ちょうど台風が接近中。
これは神様が「ワシからのささやかな贈り物じゃ 暇つぶしに作るがよい」と
ボクに授けて下さったに違いない。
・・・ハア？ 夜釣り？ 何それ？
８月０７日 （木） 曇りのち雨
久々の長電話。
台風情報の実況までしてくれて有難いのだけど、いい加減切っていい？
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今回の台風１０号は「アータウ」って名前らしい。
かなり勢力が強くて、こちらでの波の予想は「１０メートルを越す可能性がある」とか。
もうダメ。
しばらく釣りはムリ。
週末はキュべレイでも組むか・・・
８月０８日 （金） 雨
今日は早めの更新。
いつもの更新時間だと、おそらく台風が一番近い状態になるだろうから。
書いてる最中に停電なんて泣ける。（経験済み）
以前、かなりダウナーな文面でメールを作成中に停電でプッツリ。
もう一度書き直しするハメになって余計に落ち込んだことがあった。
今は長文を 『紙』ってソフト で作成してコピペしてる。
これだと作成中で切れても、その状態を保存しているから飛んでしまう事はないようだ。
でも、ボクのパソコンは現在も不安定な状態なので「途中で電源落ちる」なんて恐ろしい。
うっかりするとそのまま「なんまいだー」になってしまいかねない。
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今は雨よりも高波の影響が大きいらしく、海岸線の地域では一部避難してることろもあるようだ。
幸いウチは山間部だけど土砂災害や増水に対して比較的影響を受けにくい地形なので
雨戸閉めて家の周辺を片付ければ十分しのげるのが有難い。
まあ、通り過ぎるまで判らんけどな。
８月０９日 （土） 雨のち晴れ
近年ではちょっと記憶に無いほどの増水で・・・
ウチは昨日書いたとおり、比較的安全な地形なのでそう心配はなかったけれど
近隣地域では停電や土砂崩れがあったようだ。避難した住民もいたらしいし。
心配してメール下さった方々、感謝します。
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読売新聞の８月７日付・編集手帳には共感した。
「ヒロシマ・デー」である６日、秋葉忠利広島市長は集会で「平和宣言」をやった。
ところが、“核の脅威を高めた張本人は米国”と名指ししてアメリカを厳しく批判したものの
北朝鮮の核の脅威には口を噤んでいる。
このことを編集手帳では
＞保安官の銃弾であれ、無法者の銃弾であれ、等しく憎むならばいい。
＞銃弾のない世界を希求することは、その残虐さを身をもって知る者の務めだからである。
＞無法者の銃弾にだけは妙に甘い平和宣言からは、政治イデオロギーの匂いが感じられてならない――
と、辛辣に批判していた。
どこの社説だったか、「マトモに考えれば北朝鮮が平和集会に参加するワケがない」と書いていた。
ボクだってそう思う。
そう思うが、世間には「崇高なる平和の思想」を掲げれば誰もがひれ伏すと勘違いしている人々がいて
彼らにしてみれば「人は皆分かり合える」なのだ。
「人は分かり合える」という一節だけなら、まるで『ガンダム』のアムロとララァの会話みたいだが
彼らの言う「理解」とは、平和とは名ばかりの「中身の無い・中身が伴わない関係」に過ぎず
そのために次第に本質から逸れ歪められていることにすら気付いていない。
彼らが「平和という武器」を扱うにはあまりに未熟すぎる。
８月１０日 （日） 晴れ
呑んできたので眠い。
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このまま寝かせてください・・・
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驚いた。なんて言い草だコイツらは。
――万景峰の検査「クリアできる」 朝鮮総連幹部――
＞北朝鮮の貨客船「万景峰９２」による祖国訪問を求める関東地方在住の在日朝鮮人らの集会が
＞９日東京都内で開かれ、万景峰の整備がほぼ終了しているとの認識を示した。
＞集会では、万景峰による祖国訪問が円滑にできるよう日本政府に求める
＞小泉純一郎首相あての要請書を採択。
＞北朝鮮の朝鮮海外同胞援護委員会に対しても早期の運航再開を求める手紙を送ることを決めた。
＞要請書は「これまで安全に運航していた船に対して厳戒態勢を敷き入港を妨げている」と
＞日本政府の対応を批判、万景峰による祖国訪問の再開を要望している。
・・・おーい、本気か？
日本中で何隻座礁したと思ってるんだ。
しかも回収せずに放置したためにどれだけ損害と迷惑かけたか判ってるか？
なんでもアリかお前等。
また自分の事か。 また自分の話か。
なんで人様に迷惑かけて無視できるんだか・・・
８月１１日 （月） 晴れのち曇り
どこへ行く、ボクの盆休み
・・・と言っても「どこかへ出かけます☆」ではなく「オレの休みはあるのか？」という意味で。
今朝は食パンを焼くつもりでトースターにかまぼこを入れそうになった。
夏場は冷蔵庫に食パンを入れているので、まあありえない間違いではないのだが（えー）
いくら正方形だったとはいえ、わざわざ出した食パンをテーブルに直に置いて
別にカマボコを出してきてトースターへ・・・
しかも、「アレ？焼け目がもう入ってる？？」っていう気付きかたなんて。
しっかりボケが進行してます。
８月１２日 （火） 雨のち曇り
明日一日を乗り切れば盆休みになりそうだ。
このところの仕事量は半端じゃなかった。
「もうすぐ連休だから」とオーバーワーク気味に進行していたのだが、その休みすら延び延びで
多分、ボクらの体内は相当に乳酸が蓄積されてるだろうと思う。
・・・で、酒で誤魔化すわけだ。＜その辺がダメ
８月１３日 （水） 曇り時々雨
なんとか予定より早く仕事を終え、明日から休日となる。
でも休暇中はずっと雨の予報なので複雑でもあるのだが・・・
仕事が早めに終わったから“迎え”も明るいうちに行けたし、初盆の訪問も出来たし
明日は少し羽を伸ばせそうだ。
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キュべレイ完成。
さて、次はμガンダムだけど作るのはいつのことやら・・・
８月１４日 （木） 雨
骨休めでき、そのうえ親類宅でバーベキューまで・・・身体のキレはほぼ回復。
もういつ仕事再開しても大丈夫！
あ、でも、もうちょっと休むといいかも。
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休養が済むと今度は調整をしなきゃならない。
天気次第だが走り込みしたり筋トレしたりして絞り込みをする。
そうしないと鈍ってしまうし、それ以上にボク自身が不安になるからだ。
ん？
「不安になるからだ」「不安になるカラダ」「不安になる身体」
プッ！ このネタ最高！ オレって冴えてる！
・・・まだ休んだ方がいいね、きっと。
８月１５日 （金） 雨のち曇り
いったい、誰が「日本の軍国主義が復活する」と考えているんだろうか。
自衛隊派遣の法案が通過しても、日本が軍事国家として立つことはない。
歯牙無く、戦争への戒めで雁字搦め、しかも議会によって抑制された民主主義国家が
軍事力で他国へ侵攻など出来ようはずが無い。
ところで、そういった「軍事化」主張をして糾弾しつづけている国々はどうだろうか。
主に中国・韓国・北朝鮮あたりだが、この諸国の方が何倍もの危険性がある。
“平和的”“民主主義”というところから見ても・・・
中国は民主主義を標榜したことはなく、軍事的で外交も強硬だ。
北朝鮮は核を切り札に使う国で、しかも正式名称とは裏腹に民主主義には程遠い。
韓国は先日「日帝強占下 親日反民族行為真相解明に関する特別法」とやらを国会提出すると言い出す。
これは『親日反民族行為真相解明委員会』を設置し親日派の反民族的行為を処罰するという法案。
ちっとも進歩的じゃないし、むしろ国際社会から指弾されかねないのだが本人達は本気。
この常識が欠落した連中が、よくもまあ非難できるもんだ。
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“靖国問題”については近年、Ａ級戦犯の合祀と歴史認識の相違についての議論が盛んだ。
読売新聞の今日（１５日付）の社説はその「深い部分」を抉っている。
今まであまり扱われなかったのに近年熱い議論がなされていることを、こう説明している。
＞もっぱら中国、韓国が、ある時期から突然、「Ａ級戦犯合祀」を非難し始めたことによる。
＞靖国神社が、いわゆるＡ級戦犯を合祀したのは一九七八年のことである。
＞それが明らかになった七九年以降も、大平、鈴木、中曽根の歴代首相は、
＞従前通り靖国参拝を続けていたのに、中、韓両国も特段、問題にはしていなかった。
＞中韓両国が「問題」にし始めたのは、中曽根首相が八五年八月十五日、
＞「公式参拝」を挙行したのが端緒である。
近年いわゆる「土下座外交」が繰り返されてきたのは、彼の国々にこういった姿勢で接した結果なのだ。
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